習い事に行きたくないという子供の心理を理解してあげることは大切
習い事に行きたくないという子供に対して、理由も聞かずに「サボりたいから」と決めつけていませんか?
子供だから何もわかるはずないと、自分が思う、自分が期待する「自分の子供像」を押しつけて、子供の思考を停止させていませんか?
子供は親が思っているほど子供ではありませんし、大人と同じように考える力があります。
小学生の時に習い事を辞めたいと親に伝えたときの私の経験を話します。
私はピアノ、そろばん、中学受験のための塾の3つの習い事をしていました。
ピアノは週1のマンツーマンレッスン。
そろばんは週2。
塾は週3ほど。
1週間ほぼ全て習い事で埋まっていました。
自主的にやりたいと思って始めたものはなく、全て親が決めてやらせていたものです。
その中で、当時の私はピアノを辞めたいと思っていました。
なぜならピアノの才能が全くなく、お金と時間の無駄だと思ったからです。
ピアノはマンツーマンレッスンだったのですが、私の次にレッスンを受ける子たちが隣の部屋で待っている中でピアノを弾かなければいけませんでした。
私の下手くそなピアノはその子たちにも丸聞こえです。
私よりピアノが上手な小学校の同じクラスの子もいます。
その状況で弾かされるのは恥ずかしいですよね。
自分は何年経ってもバイエルだったし、
周りの子たちと比較して明らかにピアノの才能はないと自覚していたし、
ピアノの先生も、何年も通ってる私に気を遣ってようやく初めて発表会の話を出してくるかんじでした。笑
ここまでくるとさすがにやる気も起きなくなってきます。
週1の1時間のレッスンに対して、8000円もお金を出している親にも罪悪感が生まれていました。
8000円もあったら色々なことが出来るでしょう。
やる気もないものに8000円を出す意味がわかりません。
それならもっと子供が興味を持つ習い事にお金を出して欲しい、そう思ってました。
そしてついに親にピアノに行きたくないと言いました。
しかし親は辞めさせてくれませんでした。
サボる言い訳を言っているだけだと聞く耳を持ってくれません。
最終的には、親が一番力を入れたかった中学受験のための塾が忙しくなったため、ピアノを辞めてもいいということになりました。
この時、私は「親は自分のことを子供だと思い込んでいるから、私の話なんて、私の意志なんてどうでもいいんだな」と親に対して失望しました。
きちんと子供の話を聞いて、理解しようと努力する姿勢を見せると親は子供から信頼されます。
子供が習い事は楽しいものだと感じないと、伸びる才能も伸びないと思いますし、子供が何に興味を持っているか知って、興味を持つよう親が努力をすることも大事です。
無理矢理続けさせるのではなく、子供の気持ちに耳を傾けてみてください。
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